BUSINESS
充実した検査設備を持つケイテックでは、公的機関に匹敵するハイレベルな信頼性評価が可能です。
ケイテックでは、設計・製造だけでなく、自動車エレクトロニクス、医療電子機器業界など 高信頼性を求めるお客様に対し、電子機器から実装基板まで、幅広く品質についての総合的な評価試験を行います。対象の弱点を顕在化し、製品開発期間の短縮化に貢献。多種多様な評価試験項目の機器・設備を揃え、製品仕様や公的規格(JIS、JASO、IEC、UL等)など、お客様のニーズに合わせ、当社のエンジニアが最適なサービスをご提供いたします。
具体的には、耐熱性試験、耐久性試験、耐衝撃性試験など40項目以上の評価試験に対応可能で、設備・経験・知識を生かし、お客様の製品仕様や要求仕様に見合う、最適な試験計画をご提案いたします。たとえば「耐熱性試験だけ」、「振動試験だけ」というような個別のご依頼、あるいは、評価試験に使用する際の治具の作成も承ります。
実装基板やはんだ付けの信頼性評価試験支援、故障解析もお任せください。実装基板の試験では、試験計画の立案から試験実施、結果の解析を経て、製造工程を改善するなど実際に製品・品質に反映するところまで行います。故障解析では、使用条件や製造ロットの確認で故障状況を把握、外観観察、内部監察、物理化学的解析などを経て、対策の立案まで行い、試験結果を記載した『試験報告書』を発行致します。
ご相談がおありの場合は、「お問い合わせフォーム」よりページ下部の確認項目を明記のうえ、お気軽にお問合せください。豊富なツールを駆使して的確なご提案をさせていただきます。
温度変化などの周囲の環境変化に対する熱的ストレスを想定した試験を実施し、製品の耐久性を確認。耐熱性・耐寒性試験は、-70~+300℃、5~98%RHまで対応可能。これらの組み合わせのサイクル試験等による評価を行います。
READ MORE製品が電気的ストレスを受けた場合の破壊耐量を評価します。
静電気試験はIEC 61000-4-2規格に準拠。サージ試験はJASO D 014(12V、24V)の対応機を所有。
製品に輸送振動や落下による衝撃など振動ストレスを加える事で製品の耐震性を確認します。
正弦波、ランダム波、ショック試験、X、Y、Zの3方向対応による振動・衝撃試験が可能。
温度変化や機械的ストレスを繰り返し与える事で、製品の耐久性を評価。操作耐久試験では、最大速度600mm/sに対応しています。
振動試験と温湿度サイクルの複合試験なども可能です。
試験名・方法 | 一般基準(規格)(例 EIAJ等) | 弊社使用設備 |
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高温放置試験 | 125℃の雰囲気温度中で一定期間(500h又は1000h)放置し、Set動作及び、はんだ付け部に異常が無いこと。 | 高温槽 |
高温クリープ試験 | 125℃の雰囲気温度中で部品に吊り下げ荷重を加え一定期間(500h又は1000h)放置し、はんだ付け部に異常が無いこと。 | 高温槽 |
マイグレーション試験 | 40℃95%又は85℃85%の環境槽内で168h経過後でもマイグレーションが発生しないこと。 | 恒温恒湿槽とイオンマイグレーション計測システム |
温度サイクル試験 | -35℃⇔105℃又は-25℃⇔125℃の温度サイクル槽に製品(基板)を放置し1000サイクル等製品寿命より算出したサイクル数経過後に破断等の異常が無いこと。 | 温度サイクル試験槽 |
基板曲げ試験 | 部品から左右45mmの所を支点にし、部品部を3mm曲げた状態でもはんだ付け部の破断が発生しないこと。 | 荷重測定器と歪み測定器 |
振動試験 | 製品使用状態を考慮し設定された振動周波数で製品寿命より算出した時間、振動を印加し製品に異常が無いこと。 | ― |
落下衝撃試験 | 製品使用状態を考慮し設定された高さから指定回数落下させ、はんだ付け部に異常の無いこと。 | ― |
接合強度試験 | 1005サイズで5N、1608サイズで13N、SOP/QFPで20N以上の強度が得られること。 | 荷重測定器 |
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