ケイテック株式会社 車載機器、医療機器、通信ネットワーク機器など 電子機器の開発・設計、製造、サービス&ソリューション

品質保証

QUALITY ASSURANCE

品質保証・信頼性評価試験

QUALITY ASSURANCE & Reliability

― 設計・製造のその先、信頼性をカタチにするための品質保証 ―

当社では、車載機器、医療機器、通信機器、産業機器など、高信頼性が求められる分野を対象に、品質保証・信頼性評価試験をトータルでご対応します。
製品の仕様・用途・市場特性に基づいた最適な評価項目を選定し、試験設備・評価計画の策定から、実際の試験実施、解析結果のレポートまでお客様へ提供しております。

品質評価の体制

Framework & System

当社では、JIS規格(日本工業規格)、JASO規格(日本自動車技術会規格)、IEC規格(国際電気標準)、ISO規格(国際標準化機構)などの各種公的規格に加え、お客様ごとのカスタム規格・仕様書に応じた評価にも柔軟に対応できる体制を構築しております。
多様な試験設備と、経験豊富な専門エンジニアのオペレートを通じて、製品の不具合予防・弱点の早期検出・開発スケジュールの短縮化に貢献し、多くのお客様から評価されてまいりました。

信頼性評価試験の例としては、以下のようなものがあります。

  • 耐熱性試験(高温・高湿・低温環境下での信頼性)
  • 耐久性試験(長期使用における機能維持性)
  • 耐衝撃性試験(輸送時・落下時の安全性)
  • 振動試験(自動車・機械機器における共振解析など)

こうした試験は、実運用環境のシミュレーションとして位置付けて製品品質の維持・向上に活用しており、開発段階でのリスク抽出・設計フィードバックにつながる重要なプロセスとなっております。

また「今すぐ、ある部品の耐熱性部分だけを確認したい」「新規設計部品の振動耐性を試したい」といった短期・個別のご要望にもスピーディーかつ安価に対応が可能です。

バッテリー評価

リチウムイオンバッテリーの充放電試験サービスとは、電池セルやモジュールに対して「充電」と「放電」を繰り返し行い、性能や耐久性、安全性などを評価する試験を、専門の設備・環境で代行するサービスです。

開発中や量産前のバッテリーが「どれくらいの容量を持ち」「何回繰り返し使えるか」「高温・低温の環境でどう変化するか」といった、実際の使用に近い条件で性能をチェックします。さらに、発火リスクや劣化傾向などの安全性評価にも重要な工程です。

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信頼性評価設備スペック表

区分 試験機 性能 試験槽寸法 対応規格(一例)
熱的環境試験 恒温恒湿槽 -40~+100℃
5~98%
W800×H800×D500 JIS C 60068
IEC 60068
JIS D 0204
JASO D014-4
JIS C 60068-2-53
ISO 16750-3
ISO 16750-4
恒温恒湿槽
※振動複合可能
-40~150℃
30~98%
W800×H1000×D800
振動複合時 W600×H600×D600
熱衝撃試験機 -65~+200℃ W700×H500×D600 JIS C 60068-2-14
JASO D014-4
振動加速度 振動試験機(垂直)
※温湿度複合可能
加振力:1500kgf
51mm p-p
600×600 JIS C 60068-2-6
IEC 60068-2-6
JIS D 1601
JASO D014-3
JIS C 60068-2-53
ISO 16750-3
ISO 16750-4
振動試験機(水平) 加振力:600kgf
30mm p-p
400×400
振動試験機(輸送) 加振力:600kgf
40mm p-p
1000×1000
衝撃値 衝撃試験機 10~600G
2~60ms, Max
600×600 JIS C 60068-2-27
IEC 60068-2-27
JIS Z 0119
JASO D014-3
静電気(ESD) 静電気ESD放電試験機 ±0.5kV~30kV IEC 61000-4-2
JASO D010
バッテリー評価 充放電試験機 -40~+100℃
5V 10A
24ch×9槽
W400×H200×D200 JIS C 62133-2
IEC 62133-2
-40~+100℃
30V 360W
3ch
W1000×H800×D600
安全扉付き恒温槽 +45~+300℃ W600×H600×D600
釘刺し圧壊試験機 -30℃~+85℃
0.5~20kN
0.1~150mm/sec
20~200mm
W1000×H1000×D700
ステージ W600×D300
JIS C 8712
UL 1642

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